日本のカレー文化“ドライカレー”|第250回ナマステ・スパイス(2023/6/1)

第250回(2023年6月1日)に放送した内容の簡単なご紹介です。
ナマステ物語」…日本のカレー文化“ドライカレー”
話してナマステ」…狂言を初めて見た!
ののいち発掘」…カレード “郷土通信“ 第二号
SPICE MUSIC」…恋をとめないで

いしかわ観光特使で「自称カレー特使」のナマステです。
2018年4月より毎週木曜日に「えふえむ・エヌ・ワン」で午前10時15分から1時間生放送でラジオ番組をさせていただいています! 番組名は!

N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

2023年4月でなんと6年目に突入しました!
番組内容は、スパイスというのは「香辛料」ですが「刺激」という意味合いでも使われるので「人生にスパイスを!」をテーマに、カレーに関する話を中心に、野々市市音楽などリスナーに少しでも人生の刺激になる話題をご提供できればいいなと思っています(´ε`)

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!


オープニング

はや6月っすね。しかも記念すべき250回放送! なんですが(^ω^)、マニアックな「ヨーロッパリーグ」について語りました。明け方にスペインの「セビージャ」が優勝したのですが、なんと7回目の優勝! 「ヨーロッパリーグ」って各国の優勝チームクラスが戦う「チャンピオンズリーグ」の一つしたになるので、スペインだったら5~7位が出るんですよ。逆に狙って出るのも難しいのに、7回優勝ってある意味すごくないですかー!って話からスタート!

シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー「Kiss Me(1999)」
※日本でのタイアップなしにすげー売れてて。名曲ですよねー。


特集「ナマステ物語」

カレーを食べ歩いて25年目、石川県でいろんな観光情報を最初にインターネットで発信し出した(たぶん)「ナマステ」が、カレーを中心にいろんなお話をしたいと思います。

日本のカレー文化
“ドライカレー”

第一週目は「日本のカレー文化」です。何話そうかなーって思ってたのですが、実はテレビでおなじみで自分がカレーで敬愛する一人「カレー細胞」さんが、ドライカレーに詳しくて色々参考に読んでたら楽しくなって、今回は「ドライカレー」についてお話しました。ちなみにカレー細胞さんは石川県の大学出身の方なので、勝手に親近感です(^ω^) あっ、一緒にカレー食べに行ったことあります!
※ラジオなので深い内容ではなくて、あくまで一般的な内容です。

「ドライカレー」とは?

上の写真が一番物語っていますが(あっフリー素材です笑)、アナタにとってどっちがドライカレーだと思います(^ω^)? 結構どっちも!ですよねー。カレー味のチャーハンやピラフと、挽肉をつかったインド料理のキーマ系がライスにのったカレー。どっちもドライカレーって名前です。
そもそもドライカレーってドライなカレーなので、「汁気のないカレー」ってことでいえば、どちらもそう言えますし、でもインド料理や各国料理にも汁気のないスパイス料理もあるので、それもドライカレー?って言われると、結構あいまいな定期にはなっちゃいますねー。そんなドライカレーにも!

ドライカレーの歴史

歴史ってのがあるんですね。結構最近な感じもするんですが、なんと今から100年以上前の明治時代、1910年頃に、三菱の岩崎弥太郎が作った海運会社「日本郵船」(大河ドラマにでてましたね)、その「三島丸」という船のシェフが、揺れる船の中で食べやすいように、インドでいう汁がなくて崩れにくいキーマカレーをアレンジしてライスにのっけたのがドライカレーの始まりと言われています。つまり日本発祥なんですね。
・・・ん? これだと上の写真の右側が「ドライカレー」ってことになりますよねー。

魔法の素

じゃあ、カレー炒飯系のドライカレーってどうなん?って思うんですが、実は自分も「ドライカレー」っていうと、最初はこっちのイメージでした。なんで、そうなったかというと、どのメーカーが最初に出したか分からないのですが、人生で初めてドライカレーという存在を知ったのが! スーパーとかに販売されていた

ドライカレーの素

なんですね。だからドライカレーっていうのは、左の炒飯系の事だと思ってしまったんです。でも、本当に衝撃的で! だって、フライパンさえ使えれば、カレー味の炒飯が作れるんですよ。カレー味なんで、取り立て具材入れずでも食べれますし、高校生の時とか具なしドライカレーを作って食べていたもんで。まさに自分にとっては「魔法の素」だと思っていました(^ω^)

ホントはどっち?かと言うと、ま~どっちともドライカレーっすね。歴史から言えば、ご飯に汁なしキーマ系を載せたのが正式なんですが、一般的に大衆に広がったのは、いつの間にやらのカレー味のチャーハンなので、それはあなた思い出次第(^ω^)! でいいじゃん―って感じでした。

以上「ナマステ物語」のコーナーでした。

HOME MADE 家族「サンキュー!!(2005)」
※一時期、よーく聞いてました! サルビアのつぼみも好き!


話してナマステ

番組開始2年間ほどやっていた、無駄に多趣味のナマステが好き勝手に話すコーナーが復活です。趣味の他、今週あった話など、フリートーク的なお話です。

狂言を初めて見た!

今までの人生、あまり「日本芸能」に触れる機会がなくて、ちょうど白山さんの特別講演で、「狂言」をやるっていうんで、一般の方も先着順で少し入れるってことで、ちょうど嫁さんが休みの火曜日だったので、聞いたら見たい!っていうので、見てきましたー!

「狂言」とは?

全然詳しくないのですが、「狂言」とは約600年前の室町時代に成立した日本芸能の原点と呼ばれるもので、特長としては「唯一素顔」で演じるものなんだそうで。そーなんだー! 2001年にはユネスコの世界無形遺産に登録されたそうですよ。
特別講演は、十代目当主「三宅藤九郎家」という歴代で二人しかいない女性狂言師の方で、 なんと、三宅藤九郎家は、加賀藩前田家お抱え狂言師なんだそうなー。そして、特別ゲストに「和泉元彌」ってこれまた有名人でビックリ!って思ったら、お二人は姉弟なんだそうでー! ちなみに和泉家は近江源氏の流れで、徳川家お抱えなんだそうなー。

加州御狂言「呼声」

講演の中で、10分ほどの短い演目ですが「呼声(よびごえ)」を演じてもらったのですが、いろいろ話を聞いてたのもあって、人生初の「狂言」でしたが、なんと自然に!

笑ってしまった!

伝統芸能っていうので勝手に構えてしまってて、まさか笑うとは思ってなくて。でも確かにそうですよね。「狂言」→「狂った言葉」、今でいう「お笑い」だと思えば、敷居はめっちゃ下がるんですよね。ちなみに、簡単に内容を現代風に説明すると、仕事をずる休みした従業員を店長が家に呼びに来るのですが、「いない」って居留守をつかって。店長が歌ったり、踊ったりして声をかけて、つられて従業員も思わず、いつのまにかいるって言ってしまう!みたいな。
お笑いのネタって言えばネタですね。なんか、勝手に伝統芸能ってことで構えてしまった自分がいたので、今回で少しは見る目が変わったなー。もういい年なので、伝統芸能にもアンテナを広げてみよう!って思えた日でした。「狂言」楽しかったですよー!

デュラン・デュラン「Ordinary World(1993)」
※一時期の低迷期からの復活曲ですよねー!


特集「ののいち発掘」

野々市生まれ野々市育ちで、いしかわ観光特使「ナマステ」が、いろいろ勉強して「野々市博士!目指そう!」というコーナーです。

カレード “郷土通信“ 第二号

太平寺にある「学びの杜ののいちカレード」で、今年2月に郷土通信」が創刊したのですが、なんと気が付いたら3月に既に「第二号」が発行されていたので、半分までご紹介!

カレード郷土調査室が編集 A5版カラーで16ページから増量で今回32ページ! ボリュームがスゴイ! そしてなんと無料で配布しています。第二号の特集は!

特集「幻の名物まかりとおる」

誰だ~これ考えたのは(^ω^)! って毎回言いたくなりますよねー。ザックリ言うと「茶碗」の話です。幻の名物が茶碗で、まかりとおるは野々市を通るってお話でした。

ざっくり前半の概要ですが、江戸の時代、百万石の「加賀藩」は文化も発展してて、近江の大名茶人「小堀遠州」と、3代「前田利常」は仲良かったとかとか。加賀藩には有名茶人も多く訪れ、すごい茶碗も集まってきてて、特に現存する3椀はすべて国宝という最高峰「曜変天目」も、4点目が前田家にあって、箱の文字は小堀遠州が書いたとかとか。
江戸時代末期に、その「小堀遠州」の小堀家が所蔵していた、こちらもスゴイ「井戸茶碗」の最高峰の椀「六地蔵」を、約3000万円ほどで買った商人がいて(今でいう転売目的でね笑)、で、京都はその頃尊王攘夷でめちゃ荒れていて危険ということで、加賀藩に沢山流れていたとか。
六地蔵」も違わず北国街道を金沢に向けて商人が向かっていたところ、追っかけてきた「米商」がちょうど野々市付近で追いついて、「六地蔵」を買ったとか!
そこまでが前半のお話で、後半は本当かどうかの「検証」が書かれています! 国宝級の茶碗が野々市で取引があったんでしょうか?
ちなみに、その頃、加賀では財産の1/3が茶碗などの道具に使うのが当然になってて、野々市でいうと、重要文化財の喜多家でも火事の前(一度全焼してて)には、二棟分の茶碗があったとか。
続きが気になったら、ぜひカレードで読んでね(´ε`)

ONE☆DRAFT「アイヲクダサイ(2009)」
※急に現れてスマッシュヒット連発で、急に消えてったイメ―ジ。いい曲が多いっすね。


SPICE MUSIC

実はイントロクイズはほぼ正解できるぐらい幅広い音楽鑑賞が趣味のナマステが、コラボソングを中心に過去に影響を受けた曲についてゆるーく語るコーナーです(^ω^)

恋をとめないで

たった2年しか活動してないのに、めちゃくちゃ音楽界に沢山の衝撃を与え残したまさかのコラボユニット「COMPLEX」。もうまさに一発屋の真逆を行くインパクトでした!その代表曲「恋をとめないで」は実は!

楽曲の紹介

恋をとめないで」は、1989年発売したコラボユニット「COMPLEX」のなんと!

アルバムの曲!

なんですね! シングルだと思っている人多いんですが、シングルじゃないんですよー。その「COMPLEX」は、伝説のバンド「BOØWY」が突然解散して、同じ年の暮れにギタリストの「布袋寅泰」が突然のユニットを発表! それがまさかの「吉川晃司」!? もう高校生だったのかな、めっちゃ話題になったんです。だって、今じゃロック系とかドラマでも人気なのですが、吉川晃司さんはアイドルだったんです! しかも休養中で。
一方「BOØWY」は当時のバンドブームの頂点にいたので、マジでなんで?って思っていました。ただ、ネットに書かれていたのでウソか真か分かりませんが、布袋寅泰さんも解散後に歌を歌いだして、結構叩かれて悩んでいた的なのがあったのですが、これが確かに当時、高校生でもギターはすごいのに…的なのが、たぶん解散を受け入れられなくて、みんな言ってたなーってのを思い出しました。

チェックポイント!

で、ユニット名を発表したはいいですが、全然曲も出なくて、半年ぐらい何もなくて、ちょっと忘れていたぐらいだったんですよ。そして、活動はたった2年、シングルも2曲のみ、アルバムも当時はフルアルバム2枚とコンサートアルバムが1枚のみ。。。でも、大学に行ったら分かったのですが、たった2枚のアルバム! ほぼみんな曲知ってるんですよねー。
特に「恋をとめないで」は、当時はありえなかったアルバム曲ながらドラマ主題歌に抜擢。なんか歌詞がストレートに入っているんですよねー。「ロック&ラブソング」みたいな、恋歌なのにロックなノリなんですよー。そして、40~60歳ぐらいの皆さん、カラオケの定番じゃなかったですか~? みんなで歌えるんですよねー、サビのみんなで「ド~ンストップマイラ~ブ」を大合唱で盛り上がる! あと、ライブCDも出てるんですが、バージョン違いでハモってて。それがかっこよくて、歌っている人おおかったなー。
そんな、代表的な一曲をお届けしました!

COMPLEX「恋をとめないで(1989)」
※シングルじゃないけど、代表曲! みんなでドンストップマイラブ!

エンディング

6月でもうすぐ北陸地方も梅雨入りっすね。でも、思い出してください! 昨年、雨降って梅雨入りした途端にいい天気が続いて。で、すぐ梅雨明けした途端に大雨。。。なんじゃそりゃー! って感じでしたね。なんか、梅雨の時はちゃんと降ってくれんと、ずっと「降るかも!」って気持ちでいなければならないのでねー。今年は、ちゃんと梅雨に降って、梅雨明けから晴天になってほしいものです。湿気嫌いのナマステでした(^ω^)
では、また来週!ナマステ!

次回(2023年6月8日)の放送内容(あくまで予定)
「ナマステ物語」…スパイス&ハーブの話“ペパーミント”
「話してナマステ」…フリートーク
「ののいち発掘」…野々市の地名の由来“田尻”
「SPICE MUSIC」…星のかけらを探しに行こうAgain

など盛りだくさんでお送りします。よかったら聞いてくんなまし!


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N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

毎週木曜日 午前10時15分から1時間生放送!
えふえむ・エヌ・ワン 76.3MHz
石川県野々市市高橋町24番2号
TEL 076-248-1212 FAX 076-248-8181
https://fmn1.jp/
https://twitter.com/fmn_one  「#fmn1」をつけて投稿してね!

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!

また番組で取り上げてほしいネタ、かけてほしい曲などございましたら、えふえむ・エヌ・ワンでも、このサイトの「お問合せ」からでも受け付けています。ゲストに出たい!とかでもウエルカムですよ! ぜひぜひお待ちしております。

※掲載している方にはちゃんと掲載許可をいただいております。基本的に勝手に撮影・掲載するようなことはいたしておりません。
※楽曲関係は可能な限りアーティストの公式にリンクしています。