スパイスとハーブのお話 No.25 “タイム”|第269回ナマステ・スパイス(2023/10/12)

第269回(2023年10月12日)に放送した内容の簡単なご紹介です。
ナマステ物語」…スパイス&ハーブのお話“タイム”
話してナマステ」…父親はなぜ信用されない?
ののいち発掘」…野々市の町名の由来“徳用”
SPICE MUSIC」…今だから

いしかわ観光特使で「自称カレー特使」のナマステです。
2018年4月より毎週木曜日に「えふえむ・エヌ・ワン」で午前10時15分から1時間生放送でラジオ番組をさせていただいています! 番組名は!

N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

2023年4月でなんと6年目に突入しました!
番組内容は、スパイスというのは「香辛料」ですが「刺激」という意味合いでも使われるので「人生にスパイスを!」をテーマに、カレーに関する話を中心に、野々市市音楽などリスナーに少しでも人生の刺激になる話題をご提供できればいいなと思っています(´ε`)

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!


オープニング

クマが出没してますねーってお話をオープニングでする予定でしたが、朝とんでもないニュースが目にとまって。なんとテニスの元世界ランキング1位の「ロジャー・フェデラー」さんが金沢で家族でテニスを楽しんだと! ここまでは、ありそうな話なのですが、よくよく調べたらなんと「野々市」の室内テニスコートだったんですよ~! 一気に身近な話でビックリ! それよりも、全国ニュースで「金沢」と紹介されるのは昔からあるあるだけど、でもやっぱり悲しいねー! がんばろう!野々市!
って話からスタート!

ブリトニー・スピアーズ「Toxic(2004)」
※トキシック言います。ネット用語で「有毒な」みたいな(´ε`)


特集「ナマステ物語」

カレーを食べ歩いて25年目、石川県でいろんな観光情報を最初にインターネットで発信し出した(たぶん)「ナマステ」が、カレーに関するいろんなお話をしているコーナーです。

第25回 スパイス&ハーブのお話
“タイム”

なんとビックリ! 自分はこのコーナーの参考にヱスビー食品のサイトを見ているのですが(ウィキとか個人サイトは真偽が怖いので)、この間、奇跡的にお会いすることができたヱスビー食品のかなり上の役職の方にこのコーナーで御社のサイトを参考にしている話をしたところ、ぜひぜひ利用してください!っとのことで了解いただけましたー! ありがたやー! ってなわけで!

カレーの基本はスパイスから成り立っています。そのスパイス一つ一つにも味だけではなく沢山物語があって、それをご紹介していきます。って1年間やってきましたが、そこそこネタ(スパイス)もつきてきたので、今期からは「ハーブ」も追加しました。
今回は、魚のハーブとして有名な「タイム」をご紹介しました。さてカレーには!?
※あくまで一般的な内容です。

「タイム」って??

タイム」も前回の「バジル」と同じでさすがに知らない人はいないぐらいのハーブですよね~。かなり一般的に使われているのは!

魚のハーブ

と言われるぐらい魚に合うんですが、実はメディカルハーブとしてもとても有能!っていうか万能なかなりオススメハーブなんですよー。
概要ですが、「タイム」は、大多数のハーブと同じく南ヨーロッパ原産のハーブで。この辺が多いっていうのは、ギリシャ文明やエジプト文明で使われていたってのもあるんでしょうね。
シソ科の多年草で葉や花穂(かすい)を使います。意外と種類が多くて60種ぐらいあるって言われてるんですが、一般的には「コモンタイム」っていうのが世界的に「タイム」って言われている種類なんですよー。れに沿って話をしていきますね(´ε`)

さて使い方やカレーには!?

料理はとにかく「」に合うハーブと言われているのですが、実はそれには理由があって。数多いハーブの中でも、「抗菌・防腐」作用が一番強いって言われてるんですねー。なんで魚の生臭みを消すのに一番いいんです。なんで、魚って言われていますが、肉料理にもオススメなんですね。
その他にも、虫よけ、アロマ・お香とメディカルハーブとしていろいろ使われているわけですが、じゃあ「カレー」には?というと・・・難しいですね。なんでかと言いますと、あのスパイスに似ているからかなーっと。

実食(^ω^)!

つーわけで実食! の前にまずは香り。香りは、「スッキリ爽快感」。かなりいい香りがします~。若干スーッとするような。あれ?何かのスパイスの説明にありましたよね。ってなわけで、そのまま実食!

苦いけどまずくはない!

バジルと同じ「シソ科」なので、日本人は以外と合うのではーって思いました。最初に凱のですが、どんどん噛んでたら、あれ?スッキリしてきて美味しいなーって。あれ?これって。そう「フェンネル」に近いんですよー。ほら、インド料理のレジに置いてあるスーッとする口臭消しのスパイス! 歯磨きの代わりっていうか。なんで、カレーには合わないってのは、フェンネルもカレーに使わないってのもあるんですよね~。

メディカルハーブとして!

先ほども書きましたが、メディカルハーブとしても超有能で、抗菌・防腐作用もあって、虫よけ・アロマ・お香、なんでも使えるんですね。そして、歴史も古くてエジプトではミイラを作る防腐剤にも使われていたとか、メソポタミアでは

湿布

の材料としても使われていたそうなー。そりゃカレーには合いませんわな―(^ω^)

名前の由来はなんと!

タイムなんでそのまま「時間」って言うのでは全くなくて、いろいろな説がありますが、自分はギリシャ語で勇者を表す「ティモス」がラテン語、英語とかわって「タイム」になったって説がしっくりくるかなー。なんでかというと、ギリシャでは戦いに出る人にタイムで作った飾りをプレゼントするとか。

で、和名は「立麝香草(たちじゃこう)」。うむむ、難しいっすね。でも、分解すると分かりやすいっていうか「麝香(じゃこう)」の香りのする草ってことで! この麝香はいわゆる

ムスクの香り

だそうで。あー、香水で聞いたことありますよね(^ω^) そう、タイムは香水の香りがするんですねー。ちなみに全然知りませんでしたが、麝香、ムスクってジャコウジカの腹部にある香嚢の分泌物なんだそうですねー。鹿の分泌物だったんだー(´ε`)
あなたはタイムの香りがする」って言うのは最高の誉め言葉だそうで、こっそりタイムでも体につけておこうかなーっと(^ω^)

以上「ナマステ物語」のコーナーでした。
リンク 【スパイス&ハーブのお話】

松岡英明「以心伝心(1988)」
※なんかいたなー!って思いだして。でも聞いたら「恋はあせらず」の方が好きだったかな。


話してナマステ

番組開始2年間ほどやっていた、無駄に多趣味のナマステが好き勝手に話すコーナーが復活です。趣味の他、今週合った話など、フリートーク的なお話です。

父親はなぜ信用されない?

小3の息子が質問してきました! 「おとーちゃん、明智光秀が負けた戦いってなーに?」 みなさん、わかります? 明智光秀が織田信長を討った戦いは誰もがご存じ「本能寺の変」ですが、明智光秀が豊臣秀吉に負けた戦いって意外と出てこないんですよねー。
でも、自分は意外と歴史好きなので、そうご存じの人もいるかと思いますが、

山崎の戦い

っていうんですよー。えっ、知らない(´ε`)? ってぐらい、大きな出来事の割にマイナーな戦いなんですよねー。で、息子に伝えたんですが、えっ?みたいな。その後に「おかーちゃん、明智光秀が・・・」おいおい! 答えたやんけー( ̄□ ̄;)
歴史に全く興味ない嫁が分かるはずもなく。夕飯時にまた同じ話になって! 「山崎の戦いって言ってるやん!」って言ってるのに、今度は中1の娘が「そんなわけあるかー。聞いたこともない!」って。嫁もそんな感じでちょっと小ばかにした笑いで、スマホで検索しだして・・・
一瞬こわばった顔しながら急に話題を変えやがって( ̄□ ̄;) 「山崎の戦いやったやろ!」「おーい!山崎の戦いやろ!」って何度も言ってたら、笑いだしてそうだーって。
嫁と娘におとーちゃんにあやまれー!って言ってんだけど、「だって、そんな普通な感じっておもわんじゃん。」「山崎って。」って。だ~か~ら~!

謝れー(^ω^)

全国の似たような感じのおとーさん、一緒にがんばりましょー!

ケルティック・ウーマン「You Raise Me Up(2003)」
※荒川静香さんがフィギュアスケートで使用していたので有名っすね(´ε`)


特集「ののいち発掘」

野々市生まれ野々市育ちで、いしかわ観光特使「ナマステ」が、いろいろ勉強して「野々市博士!目指そう!」というコーナーです。

野々市の町名の由来
第17回「徳用」

以前、ラジオで野々市の「町名の由来」を少し紹介したら、自分でも面白くて! 自分が住んでいた町の名前って、人の名前だったんだーとか、大人になるまで知らなくて、あー、それぐらい子供の時に知ってたらよかったな。って思ったので、町名の由来を頭の片隅に残る程度に紹介していますー!
最近はずっと市の北西部にある「郷地区」の町を紹介していますが、今回は野々市の中でも読めない町名の一つ「徳用」についてお話しました。読めます(^ω^)
※自分が子供だったら、こういう感じがいいなーって感じの内容です。

結論から言うと!

そういう名前の人が住んでいたから~

です。これは100%そうなので、分かりやすい由来ですね! 人の名前だからちょっと変わった読み方をするのもわかりますね。そう、そこに住んでいたのは「塚田徳用(つかだとくもと)」さんという武将で…えっ! 苗字じゃないのー!ってのがちょっとビックリですね。地名で苗字でなくて名前って(^ω^)
その「塚田徳用」さんが住んでいたのですが、松任城主「鏑木頼信(かぶらぎよりのぶ)」の一族で、なんと加賀の守護だった富樫じゃなくて一向一揆側の武将なんですね。元々、このいら一帯は「田中村」という大きな村があって(現白山市田中町)、そこから分村した際に名前がついたので、「徳用」は室町から戦国時代にできた村ってのもわかりますねー。
その後、明治に入って「郷村」に入り、昭和30年の野々市と松任の編入の際に野々市に編入したので「野々市町徳用」となって市となった今に至るわけです。

富樫から一向一揆側へ

先ほど書いた松任城主「鏑木頼信」はあまり有名ではないのですが、その2代ぐらい前になるのかな「鏑木繁常(しげつね)」は有名です。鏑木氏は元々は富樫の一族で、富樫政親派としていろいろ戦っていた身内だったのですが、一向一揆衆と最初手を組んでいた時に、繁常さんはなんと蓮如さんのいる「吉崎御坊」に訪れてしまうわけで。そして、浄土真宗に感銘を受けちゃうわけで。で、一向一揆側と富樫が仲違いした際に、松任城は一向一揆側についちゃうわけです。なんで「塚田徳用」さんは元々富樫側の一族だったのではーっとも思います(´ε`)

縄文から江戸へ

徳用には「徳用クヤダ遺跡」ってのがありまして、この遺跡はすごくて、なんと縄文時代の石器から、江戸時代の遺物まで、長期にわたって出土しているんですよねー。ってことは、ずーっとこの辺には人が住んでいたのではーって思います(^ω^)
で、勝手に個人的にそうかなーって思ったのは、徳用は「旧北国街道」が本町で直角に曲がった先にあるんです。で、実は道も残っているんですよー。なんで、ものすごい大きな人が沢山通る街道が徳用にはずっと通っていたと。
さらに、あんまり一般には知られてませんが北国街道より前の時代は「古代北陸道(ほくろくどう)」という官道(政治的に偉い人が使う道)が石川県から京都にむかってあったのですが、その北陸道もなんと徳用を通ってるんですよー。ちょうど2つの道が交わる所にあるのが「徳用」なんですね。だから、ずっと人がいて、遺跡にあらゆる時代の出土品が出るのかなーって勝手に思いました(^ω^)
他にも村社である「光松八幡神社」は前田家と親密が深く、文化財が多い(24!)んです。こちらはまた神社めぐりにでもー!
徳用」について、もっと調べましたので、そのうち別記事でリンクいたしますー、たぶん汗。

リンク 【野々市の町名の由来

TMN「TIME TO COUNT DOWN(1990)」
※出だしから最後までスゴイ曲! 特に後半畳みかける所よく歌えるなーって思うわ。


SPICE MUSIC

実はイントロクイズはほぼ正解できるぐらい幅広い音楽鑑賞が趣味のナマステが、コラボソングを中心に過去に影響を受けた曲についてゆるーく語るコーナーです(^ω^)

「今だから」

当時は小学生だったので、何も感じませんでしたが、調べてみたらものすごい曲があるではありませんかー! そして、なんとCD化もされていないってことで。局のプレイリストを調べたら、あるではありませんかー(^ω^) さすが! FM-N1(´ε`) ってなわけで、CD化されていないコラボソング「今だから」をお送りしました!

楽曲の紹介

今だから」は、1985年(昭和60年)発売のまだレコード時代のコラボソング。自分はなんと小学生でバリバリアイドル聞いてたような時代でしたー。なんで、今思えばものすごいメンバーなのですが、当時は全然ハマらなかった記憶です~。
歌っているのは「松任谷由実・小田和正・財津和夫」という信じられない3人ですね。もう説明はいらないぐらいの3人ですが(^ω^)一応。
松任谷由実」さんは押しも押されぬ女性のトップシンガーソングライターに君臨しつづけていて、この楽曲の時は31歳。
小田和正」さんは、38歳の時の曲で当時は「オフコース」に在籍しており、翌年から在籍しながらソロ活動を始めるなど、なんかきっかけになったのかなーって思いました。
財津和夫」さんは、37歳の時の曲で当時は「チューリップ」に在籍しており、こちらも翌年からラジオ番組やドラマに出演など多岐にわたる活動を始める直前だったので、こちらもなんかのきっかけだったのかなーって。

チェックポイント!

って、ここだけじゃ終わらない!のがこの曲! 作詞・作曲は3人でされているのですが、なんと編曲が「坂本龍一」なんですねー。
さらに終わらない! ギターが「高中正義」、ベースが「後藤次利」、ドラムが「高橋幸宏」とアラフィフ以上ならおー! おー! おー! って感動するような名前が沢山ですよね~! そう!分かる人は分かる! サディスティックミカバンド大集合!って感じなんです。すごわ~!
きっかけは、小田和正さんが、なんか一緒にやろう!ってだけで集まったってのもすごいわ~!
実は、「オフコース」も「チューリップ」も1989年に解散しちゃうんですが、この曲が発売した1985年よりちょい前に、2グループとも解散の危機があったんですよねー。そういった所も今となっては、この曲のような新しい試みと関係してたのかなーなんて(^ω^) なんで!

今だから

だったりしてー!って勝手に思ってみたりもしたんですが(^ω^)、さらに今なんですが、38年の時を経て今年ようやくCD化されるそうですよー! もう一度、この曲のブームが来たらうれしいですね!

松任谷由実・小田和正・財津和夫「今だから(1985)」
※こんなメンバーが大集合なんて信じられませんね!

エンディング

今週末は「いしかわ百万石文化祭2023」の開会式。なななんと!家族で当選したんですよー、マジビックリ。そして応募締切まで何の情報もなかったのに、天皇皇后両陛下が来られるってんで、二度のビックリ! 今週末のために今月は頑張ってきたー!って感じです。またご報告いたしまーす!
では、また来週~!ナマステー!

次回(2023年10月19日)の放送内容(あくまで予定)
「ナマステ物語」…華麗なる雑学
「話してナマステ」…フリートーク
「ののいち発掘」…野々市第二次総合計画
ほか「SPICE MUSIC」など盛りだくさんでお送りします。よかったら聞いてくんなまし!


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N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

毎週木曜日 午前10時15分から1時間生放送!
えふえむ・エヌ・ワン 76.3MHz
石川県野々市市高橋町24番2号
TEL 076-248-1212 FAX 076-248-8181
https://fmn1.jp/
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サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!

また番組で取り上げてほしいネタ、かけてほしい曲などございましたら、えふえむ・エヌ・ワンでも、このサイトの「お問合せ」からでも受け付けています。ゲストに出たい!とかでもウエルカムですよ! ぜひぜひお待ちしております。

※掲載している方にはちゃんと掲載許可をいただいております。基本的に勝手に撮影・掲載するようなことはいたしておりません。
※楽曲関係は可能な限りアーティストの公式にリンクしています。