日本のカレー文化“スパイスカレー”|第259回ナマステ・スパイス(2023/8/3)

第259回(2023年8月3日)に放送した内容の簡単なご紹介です。
ナマステ物語」…日本のカレー文化“スパイスカレー”
話してナマステ」…第42回野々市じょんからまつりに行ってきた!
ののいち発掘」…ののいち偉人列伝 大乗寺を開山 “徹通義介”
SPICE MUSIC」…ふたりの愛ランド

いしかわ観光特使で「自称カレー特使」のナマステです。
2018年4月より毎週木曜日に「えふえむ・エヌ・ワン」で午前10時15分から1時間生放送でラジオ番組をさせていただいています! 番組名は!

N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

2023年4月でなんと6年目に突入しました!
番組内容は、スパイスというのは「香辛料」ですが「刺激」という意味合いでも使われるので「人生にスパイスを!」をテーマに、カレーに関する話を中心に、野々市市音楽などリスナーに少しでも人生の刺激になる話題をご提供できればいいなと思っています(´ε`)

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!


オープニング

最近、小3の息子が「世界の挨拶」みたいなのを習って、そこで「ナマステ」ってあってビックリしたみたいで、「スパイスって何?」って聞かれたので、香辛料って意味なんだけど、ラジオだと「刺激」って意味もあるので、みんなの人生に刺激を~みたいな感じだねーって話したら、「じゃあ、ナマステスパイスは「こんにちは刺激」だね!」って納得してしまった( ̄□ ̄;) なんか微妙に嫌な感じだ(^ω^)って話からスタート!

アクア「Cartoon Heroes(2000)」
※このMVは必見。っていうか、この声もすごいけど!


特集「ナマステ物語」

カレーを食べ歩いて25年目、石川県でいろんな観光情報を最初にインターネットで発信し出した(たぶん)「ナマステ」が、カレーを中心にいろんなお話をしたいと思います。

日本のカレー文化
“スパイスカレー”

第一週目は「日本のカレー文化」です。っていいながら、そろそろ一通り話したよなー、さすがに! 二周目突入の前に、最新の日本のカレー文化で締めくくり。それは、現在日本中を席捲中の「スパイスカレー」です(^ω^)
※ラジオなので深い内容ではなくて、あくまで一般的な内容です。

「スパイスカレー」とは?

そもそも、最初の頃にはあちこちで「スパイスカレー論争」みたいなのがあったのですが、それもそのはず! どんなカレーにもスパイスは入っているので、どんなカレーでも「スパイスカレー」って言えるんですねー。なんで、それは置いといて、上の写真のような、今日本中で食べれるようになった、いわゆる日本のカレー文化として大阪から全国に広まった「スパイスカレー」のお話です。

スパイスカレーの歴史

「スパイスカレー」がいつの間にやら言われるようになったのは、2013年(平成25年)頃と言われているのですが、当時は金沢カレーのように「大阪スパイスカレー」と言われてました。いろいろ調べると、1990年代にはあった!?みたいな話も書いてあったりするのですが、2008年にオープンしたお店からという説が多いですね。2016年頃に「大阪スパイスカレー」が大ブームを起こし、翌年の2018年頃に、それが飛び火し「東京スパイスカレー」ブームが起こり、全国に広がった。そして、全国に広がったことによって、地名がとれて「スパイスカレー」になったんでしょうね。なんで、本来なら「日本スパイスカレー」みたいな感じになった方が、変な論争も起きずに、分かりやすかったのかも(´ε`)

スパイスカレーの特長

特長と言っても明確なものはないのですが、金沢カレーのように一般的に言われているのは、ルーや小麦粉は使わない、お店独自のスパイス、和風の出汁、ワンプレート、副菜、そしてこれが一番の流行の理由だと思うのですが・・・

映え!

っすね(^ω^)なんとなく今書いた理由でしっくりくる人も多いんじゃないでしょうか。でも、カレー食べてる人で、スパイスカレーを最初に見た時に「あれ?」って思った人も多いかと思うのですが、「和風なスリランカ!?」って。そうなんです。実は、スパイスカレーのブームの前に、スリランカカレーが全国で流行りだしたんですよね(その前に南インドも)。特に出汁を使うところなんて、スリランカのカレーの特長なので、スリランカカレーが日本風になったってのが、なんか一番しっくりくるところって思ってる人も多いのでは~!

あいがけ

「スパイスカレー」が流行ったことで、流行りだしたのが「あいがけ」。どんな料理でも二種類かけたら「あいがけ」なのに、もう検索したら、カレーの話しか出てこないぐらいで(^ω^) 自分も、これは本当ありがたいなーって。2種類のカレーが混ぜ合わせることによって、3度の味が楽しめる! いいっすね! そして、カレー以外にもいろいろ「あいがけ」を出すお店も出てきたので、うれしいなー。って言いながら、ミックスとかコンビとか、色々な言葉で掛け合わせ名メニューありましたけどね(^ω^)

ってなわけですが、スパイスカレーは明確な定義はまだなくて、「スパイスを前面に出した創作カレー」ぐらいなので、どんなカレーもスパイスカレーだ!って言えば、まだそう言えるけど、そろそろ一般的にも「スパイスカレー」というと、上の写真にあるようなカレーをイメージをする人が増えてきたかなーって。これぞ、文化の始まり!って思ったナマステでした!

以上「ナマステ物語」のコーナーでした。

SING LIKE TALKING「離れずに暖めて(1993)」
※この頃、みんな聞いてて。特に代表的な曲。なんか大学時代を思い出す曲です。


話してナマステ

番組開始2年間ほどやっていた、無駄に多趣味のナマステが好き勝手に話すコーナーが復活です。趣味の他、今週あった話など、フリートーク的なお話です。

第42回野々市じょんからまつりに行ってきた!

先週、7/29(土)、30(日) に、とうとう4年ぶりに「第42回野々市じょんからまつり」が、文化会館フォルテ周辺で開催されましたー!
ただ、小学生と中学生の目的が違うので、仕事の合間ながら、3回も行くことに( ̄□ ̄;) 息子は国旗が大好きなので、国際交流コーナーの「国旗当て釣りゲーム」がやりたくて昼に。子供向け!っていいながら、大人も間違えるようなゲームなのに、息子は軽く全問正解! 残ってたさらに難しい国旗カードでもほぼ正解!褒められてうれしかったのか、ずっと国際交流コーナー入り浸ってました(^ω^) で、娘はやっぱり夜に友達とーってことで、行ったり来たり送迎してて、おかげで総踊りも見ることができましたー!
二日目、娘は別の子と夜に行きたいってことだったのですが、息子が「お楽しみ抽選会」の抽選券を持ってるの思い出して、自分も行きたい!ってことで。4000枚以上出た抽選会、当たるわけないじゃん!って思ってたら、見事に「シャインマスカット」をゲット(^ω^) それまで、当たらなくてテンション低かったけど、急にハイテンションにー! ただ、二日目の総踊りには疲れたーっと座ってました。
4年ぶりに開催の「野々市じょんからまつり」ですが、息子は小3なので、コロナ前の記憶があんまりないので、小学校入っての初めての大きなお祭りに!

お祭りって楽しいなー!

って。他にお祭りやってないかなーって。いやー、こんな普通の気持ちも、コロナウイルスは沢山の子供から奪ってしまったんですねー。でも、そんな思い出、本当に大事で、連れてきてよかったなーって思いました。来年以降も何事もなく開催されますよーに!

ボン・ジョヴィ「It’s My Life(2000)」
※自分の中ではボンジョヴィの二期のメインソングです(^ω^)


特集「ののいち発掘」

野々市生まれ野々市育ちで、いしかわ観光特使「ナマステ」が、いろいろ勉強して「野々市博士!目指そう!」というコーナーです。

ののいち偉人列伝 No.2
大乗寺を開山 “徹通義介”

野々市の事調べると沢山出てきて何かずっと気になってた力士。調べてみたら、あっ、これは「人物列伝」とかやったら面白いんじゃないか~ってことで、野々市の事をいろいろ出て来るとよく出てくる「徹通義介(てっつうぎかい)」、誰って感じですが、あの「大乗寺」を開山した人なんですよー。なんで大乗寺の話?

人物像の紹介

徹通義介(てっつうぎかい)」は、鎌倉時代の曹洞宗の僧で、1219年に越前(福井県)の稲津というところに生まれたそうです。調べたら、今の福井IC付近で。なんと、富樫氏の祖先の藤原氏の家系と言われています(富樫氏という説も)。で、13歳で出家、比叡山延暦寺で修業をして、教科書にも出てくる曹洞宗の開祖「道元禅師」に教えを乞う事に。

永平寺時代

道元禅師と言えば、そう福井県にある曹洞宗の大本山「永平寺」を開山した方で、徹通義介も永平寺で重要な役職で修業してました。その後、永平寺二代目の「懐奘(えじょう)」について、京都や鎌倉の沢山のお寺を回り、中国の宋にもわたって修業をして、48歳の時に永平寺に戻ってきて、3代目住職に!
ただ、その頃、永平寺には派閥が多くて、内紛が続いていたので、その後追われることに。。。ほぼ隠居生活でしたが・・・

大乗寺開山

鎌倉時代も終わりに近づいた頃、加賀の国を治めていた富樫氏、その「富樫家尚(いえひさ)」なる人物に、野々市に来てくださいよ~ってお話が(^ω^) 既に、徹通義介は74歳でしたが、野々市に来ることに。その理由は、実は「大乗寺」というお寺は富樫家尚が作ってあったのですが、真言宗(密教)のお寺だったんですね。で、禅寺にしたい!ってことで、声がかかって、ここで徹通義介が

加賀国初の禅寺「大乗寺」

を1293年に開山するんです。だから、大乗寺って前田家墓所の野田山にあるお寺で、野々市と何の関係が!?ってことですが、なななんと、

「大乗寺」は野々市にあった!

んですよー!ビックリ! しかも、1の1のすぐ近く(当時は押野荘)に、ものすごく大きな敷地があったそうで。そこで、徹通義介は沢山のお弟子に禅を教え、加賀国に曹洞宗を広め、6年間住職を務めて隠居されましたー。
91歳にお亡くなりになったのですが、葬儀は当然、大乗寺で行われたのですが、火葬はお弟子のお弟子のお弟子…ぐらいになるのかな、その方が開いた「太平寺(たへいじ)」で火葬(荼毘)に付されたそうです。太平寺というお寺は今はないのですが町名は残っていて、徹通義介の埋葬したものが近年出てきたそうで、太平寺一丁目の交差点には上の写真にある「お堂」があって、徹通義介が祀られているそうですよー。

その後の大乗寺

大乗寺はしばらく有能な住職が続いて、特に2代住職の「瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)」はものすごく有名で、大乗寺の3代に渡した後で、羽咋市にあるスゴイ有名な「永光寺(ようこうじ)」を開き(うわー、何も知らず行ったことある!)、その後、輪島市門前に、永平寺と同じ二大総本山の「総持寺(そうじじ)」を開くわけですねー。
って話はそれましたが、大乗寺はその後、足利尊氏の祈願所となり富樫氏とともに隆盛を極めるわけですが、富樫氏が一向一揆衆に敗れ(なぜか大乗寺は一向一揆衆の本拠地に)、その後、攻めてきた織田信長勢との闘いで! 残念ながら野々市の大乗寺は

焼失!

しちゃうわけですねー。
ただ、「大乗寺」は加賀国の禅寺の祖なわけで、江戸時代に前田利長の家臣によって復活して金沢に移転、さらに加賀藩家老の本田家によって本多町に移転、本田家の菩提寺になり、さらに1697年に現在の野田山の地(長坂)に移転して現在に至るわけです。400年以上かけて現在の地に移転したわけですねー。
ってなわけで、曹洞宗の二大大本山の永平寺、総持寺をつないだ「大乗寺」は野々市で開山、そして開山したのは徹通義介、そんなスゴイ人なんで沢山名前が出てくるんですねー。ただ、名前が難しいので、一休さんみたいに「てっつうさん」とか、そういう感じにして親しみやすくしたらいいのではーって思いました(^ω^)
こんな人物列伝、ちょっと楽しいので月一ぐらいで続けていけたら楽しいなーって思います!

南野陽子「話しかけたかった(1987)」
※Youtube Musicで昔のアイドルのベストかけてて。青春のいい曲だなーっと(^ω^)


SPICE MUSIC

実はイントロクイズはほぼ正解できるぐらい幅広い音楽鑑賞が趣味のナマステが、コラボソングを中心に過去に影響を受けた曲についてゆるーく語るコーナーです(^ω^)

ふたりの愛ランド

4月からコラボソングをやろうって思った時に、最初に頭に浮かんだ曲。でも、やっぱり夏まで待たないとなーって、やっと夏! ナツナツナツナツナツ!

楽曲の紹介

ふたりの愛ランド」は、1984年(昭和59年)発売のコラボソング、その名の通り、チャゲ&飛鳥のチャゲ石川優子さんとのユニット。ちょうど、小学校高学年ぐらいで、石川優子さんはシンデレラサマーという大ヒット曲があるそうですが、もうちょっと上の世代のアイドル?みたいな感じであまり知らず、チャゲ&飛鳥も実はこの時は低迷期(モーニングムーンより前なんで)で、小学生には馴染なくて、いたなーって、なんか名前知ってるぐらいで。しかも、小学生だから素直にゴメンナサイ!ですが、チャゲって!って思った記憶が! スミマセン。

チェックポイント!

でも、その小学生の記憶はあってて、どうもチャゲ&飛鳥って皆さん思ってたと思いますが、2:8ぐらいで、飛鳥がメインヴォーカルで前に出てて(シングルは作詞作曲が飛鳥が多かったので)、チャゲはコーラスって感じで。小学生には如実に感じてしまってたのですが、チャゲさんが歌がうまいのは周りは分かっていたので、どうしても売り出したくて、この曲を出したみたいですね。
って、難しい所は置いといても!

ナツナツナツナツココナツ!

っすよ(^ω^)! 気分上がりますよね。自分思うんですけど、やっぱり昔の曲で歌謡曲にしろ、演歌にしろ、今でも覚えている曲が多いのは、なんかこういう分かりやすさもありながら衝撃的なフレーズが多かったなーって。これこそ作詞力だと思うんですが、今でもなんだかんだヒットするのは、こういう曲ですよねー(´ε`) なんかよく分からんけど、気分あがるわーっとかね! そう思ったらこの曲はサイコーだし、最初から高いキーで始まるのも上がるし、ハモリも当然慣れてるので、めっちゃいい! 夏になったら聞きたくなる曲ですね!
にしても、一番衝撃的だったのは、サングラスをしてないチャゲさんでした(^ω^)

石川優子とチャゲ「ふたりの愛ランド(1984)」
※やっぱり、気分が上がる夏の曲って言えばこの曲ですね。公式MVがあがってるなんて!

エンディング

今日は37℃予報なんだそうで。自分が働いているシェアオフィスは誰かがいると涼しいのですが、いなかったら最初にエアコンいれなきゃならんので灼熱! 今日は午後からなので、涼しいだろうなー・・・って終わったのですが、結局誰もいなくて、昼なんでいつもより灼熱でした(´Д`)
では、また来週!ナマステ!

次回(2023年8月10日)の放送内容(あくまで予定)
「ナマステ物語」…スパイス&ハーブの話
「話してナマステ」…フリートーク
「ののいち発掘」…野々市の地名の由来
「SPICE MUSIC」…打上花火

など盛りだくさんでお送りします。よかったら聞いてくんなまし!


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N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

毎週木曜日 午前10時15分から1時間生放送!
えふえむ・エヌ・ワン 76.3MHz
石川県野々市市高橋町24番2号
TEL 076-248-1212 FAX 076-248-8181
https://fmn1.jp/
https://twitter.com/fmn_one  「#fmn1」をつけて投稿してね!

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!

また番組で取り上げてほしいネタ、かけてほしい曲などございましたら、えふえむ・エヌ・ワンでも、このサイトの「お問合せ」からでも受け付けています。ゲストに出たい!とかでもウエルカムですよ! ぜひぜひお待ちしております。

※掲載している方にはちゃんと掲載許可をいただいております。基本的に勝手に撮影・掲載するようなことはいたしておりません。
※楽曲関係は可能な限りアーティストの公式にリンクしています。