世界の料理&カレー事情 No.18 “イタリア”|第258回ナマステ・スパイス(2023/7/27)

第258回(2023年7月27日)に放送した内容の簡単なご紹介です。
ナマステ物語」…世界の料理&カレー事情“イタリア”
話してナマステ」…富奥の虫送りに行ってきた!
ののいち発掘」…野々市神社めぐり“熊野神社”
SPICE MUSIC」…ありがとう

いしかわ観光特使で「自称カレー特使」のナマステです。
2018年4月より毎週木曜日に「えふえむ・エヌ・ワン」で午前10時15分から1時間生放送でラジオ番組をさせていただいています! 番組名は!

N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

2023年4月でなんと6年目に突入しました!
番組内容は、スパイスというのは「香辛料」ですが「刺激」という意味合いでも使われるので「人生にスパイスを!」をテーマに、カレーに関する話を中心に、野々市市音楽などリスナーに少しでも人生の刺激になる話題をご提供できればいいなと思っています(´ε`)

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!


オープニング

昨日は特定検診、そう国保の健康診断・・・の最終日だったのですが、いつも気が付いたらギリギリで、最終日付近になっちゃうんです。でも、胃の検査があると、前日の夜9時から絶食(´ε`) かろうじて、水1杯ぐらいはいいと書いてあるんですが、飲まない方がいいにきまってる。そして!熱帯夜! そう、かなり危険な感じなんですねー(^ω^) なんで、ちゃんと検診は早めに受けましょう!ってことですね!って毎年同じことを思うっす(´ε`)って話からスタート!

ヴァネッサ・ウィリアムス「Save The Best For Last(1992)」
※シュワちゃんの映画「イレイザー」で初めて見た!


特集「ナマステ物語」

カレーを食べ歩いて25年目、石川県でいろんな観光情報を最初にインターネットで発信し出した(たぶん)「ナマステ」が、カレーを中心にいろんなお話をしたいと思います。

第18回 世界の料理&カレー事情
“イタリア”

月一で「世界のカレー」のお話をしています…って言っても、さすがにカレーをメインに食べている国がなくなってきて。今期から世界の料理のお話とその国のカレー事情についてお話します(´ε`)
というわけで、カレーという箍が外れたら、まずはいきたいですね「世界三大料理」をご紹介しましたが、それ以外で世界的に有名な料理といえば、そう「イタリア」の料理とカレー事情のご紹介です(^ω^)
※あくまで一般的な内容です。写真は無料素材っす。

「イタリア」って?

まー、知らない人もいないんでしょうけど、一応ですが、イタリアは正式には「イタリア共和国」で、地中海にブーツの形で出ているので、国の場所もだいたいわかるんですよねー。国土は日本の4/5ほどで、人口は日本の約45%、いやー日本の人口密度に毎回ひいちゃうわ~(´ε`)
首都はローマ、そしてサッカーが大人気で、自分も高校生の時にイタリアサッカーにハマり、いつかイタリアに行きたい!って思っていながら、まだ実現してないです(^ω^)

イタリアの「食文化」の特長は?

実はイタリア料理ってすんごいんですよー。世界三大料理にははいっていませんが、ユネスコの「世界無形文化遺産」には地中海料理のメインとして選ばれています。その歴史はものすごく古くて、紀元前の古代ローマ帝国の時代に遡ると言われて、ローマ帝国がヨーロッパを制覇したことによって、「食」という文化が広まったと言われていて、イタリア料理は

ヨーロッパの食文化の祖!

みたいなもんなんです。だって、1日3食食べる・・・ていうのも、誰かがどこかで決めたんですよね。ヨーロッパ各国の主食がほぼ「パン」ってのもそうです。全部古代ローマ帝国時代の食文化がひろがったんですよね。
特に世界三大料理の「フランス料理」はほぼイタリア料理から派生したと言われていて、イタリアからメディチ家の女性がフランス王族に嫁いだことによって、当時は田舎のフランスに貴族の食文化が伝わったと言われているぐらいですしね。
って、歴史はそれぐらいで、イタリア料理って実はイタリア料理っていうよりも、「地方の料理の総称」の事を指していて、トスカーナ、ナポリ、ヴェネチア、ローマなど地方都市によって細かく分かれています。その中でも、共通とするならば、トマトを使ったり、オリーブオイルを使ったりが特徴かなー(^ω^)
あと、細かいながらざっくり二つに分けると、北部は肉や乳製品、南部は魚介類が中心となる…って、そういう部分だけはインドと一緒じゃん(^ω^) 大陸から出っぱってる国はだいたいそうなるよね。

で、日本で言う一般的な「イタリア料理」は基本、魚介類が多い「南部」の事を指すことが多いそうです。

ピッツァとパスタ

めっちゃ大量にあるイタリア料理の種類と言っても、誰もが知ってる代表的な料理といえば、ピッツァとパスタですよね~(^ω^) 世界三大料理でもここまで有名な料理はないのではないでしょうか?
パスタ」はご存知小麦で作った麺類で、フィットチーネ、マカロニ、ペンネ、ニョッキなどなど、700種ぐらいあると言われています。ちなみに「スパゲティ」は超一般的なロングパスタで、パスタの種類の一種なのですが、まー、日本ではほぼこれなので「パスタ=スパゲティ」みたいになっていますね。
逆に「ピッツァ」は、実は大きく分けた基本は2種類で、日本のピザ屋さんは各店分かりやすく名前つけてますが、ナポリで作られるもっちり系(縁が盛り上がった)と、ローマで作られる薄くてパリパリ系です。それに細かくマルガリータとかマリナーラ、クアトロ・フォルマッジとか具材によって名前がついているんですねー。
他有名な料理は沢山ありますが、もうこの2種だけでもイタリア料理の大半を語れるような気がします(^ω^)

イタリアのカレー事情」は?

なななんと、どんだけ調べても、どんなに本をあさっても、

イタリアにはカレーはない!

んですねー( ̄□ ̄;) あっ、日本にも探せば世界中の料理がどこかにある!みたいな、そういうお話ではなくて、一般的にイタリアにはってお話です。そもそも、イタリア料理屋さんに行けばわかりますが、黒胡椒やハーブは多いですが、カレー寄りの香り付けのスパイス自体、ほとんど使ってないんじゃないかなー。カレー味のパスタやピッツァがあっても普通おかしくないけど、それだけ、イタリア料理が好きなのかなーって思います。
さらに、陽気な感じとは裏腹に食文化に厳しい所があって、「スプーン」ってあまり使わないようで。スプーンってスープを飲むための食器で、他の料理で使うことは行儀が悪いと思っている人が多いとかとか(これは一般論なので実際のところはわからないのですが)。そう思うとイタリア人って実際カレーってどうやって食べるのか、気になる所でもあります(^ω^)

ちなみに有名な話ですが「ナポリタン」は日本独自の食文化なので、イタリアには存在しない!っていうか、昔「ナマステ」って言葉しか分からないから「ナマステ」ってハンドルネームを付けた人間と似てますね!

最後に、今でも「ティラミス」が自分は大好きで、ラ・ムーにワンコインぐらいのすげーでかい冷凍ティラミスがあって、いつか食べてみてー!って思ってて「父の日」に家族からいただきました! 意外とうまいですよー!

以上「ナマステ物語」のコーナーでした。

BENI「小さな恋のうた(2012)」
※最近テレビに出てて、やっぱりいいなーって。カヴァーが全部英語。


話してナマステ

番組開始2年間ほどやっていた、無駄に多趣味のナマステが好き勝手に話すコーナーが復活です。趣味の他、今週あった話など、フリートーク的なお話です。

富奥の虫送りに行ってきた!

先週、「富奥の虫送り」について歴史などいろいろご紹介しましたが、週末に参加してきましたので、そのお話をしました。7/22(土)に「野々市市スポーツランドふれあい広場」が会場なのですが、町会レベル(末松)でお話すると、まず16時頃に小学生が集まって松明を作ります。家からいらないハンカチを持って行って、竹の棒の先に灯油をつけて入れる感じですね。まさに松明! って形ですが、町会によっては、空き缶を釣り上げてしまった釣り竿みたいな感じで、空き缶の中に火を灯す町会とかいろいろあります。
一旦帰って、20時の点火にむけて、19時頃に町内会で集まります。だいたい青年団が町会の法被を着て、大きな太鼓を担いで、叩きながら進んでいきます。子供たちは松明に火を灯して一列になって、歩くんですが、末松の場合は地下通路を通って、中林の住宅街を通るので、火を灯す区間は何も周りにない場所に決まっていて、青年団が都度、つけたり消したりしてくれます。
そのまま進むと、他の町会との時間合わせもあって、中林の五差路(分かる人は分かる)で、上林や中林など他の町会が集まってくるまで太鼓叩いて待機っす。そして、大体時間を合わせたら、一斉に会場に向かって進み、20時ちょっと前に会場の入口に到着。
ここですぐには中には入れず、さらにほかの町会と時間を合わせ、20時ちょっと前に、17mの大松明を囲むように一斉に動き出します! で、入口の上にある「虫送り」という文字に火がともされ、17mの大松明に一気に火をつけて!

めっちゃスゴイです!

その大松明の周りで、14町会が太鼓をたたいて乱舞!って感じで、本当に古代の「火祭り」みたいな感じなんですよ~。今年の火はなんか例年よりも燃え上がりがものすごかったです! 17mの上の方は1本なので、結局いつも途中で火で折れちゃうのですが、折れ方も豪快で、大丈夫かー!って思ったぐらいで。火が消えるまで15分ぐらいだと思うんですが、めっちゃスゴイですよー!
で、20時30分頃から「子供相撲大会」が開かれるんですが、幼児の相撲は見てたらほのぼのします(^ω^) 小学生の息子が帰るっていうんで(相撲大会でない子も多いよ)、実は初めて早めに帰宅の途についたわけですが、何と逆に内灘の方で花火大会やってて、めっちゃキレイに見えました(´ε`)
見てる人も沢山いて、あー、早く帰ったらそれで花火も見れるんだなーって新発見でした!

ホイットニー・ヒューストン「I Have Nothing(1992)」
※映画「ボディーガード」の劇中歌。この曲誰歌えんの!ってぐらいスゴイ。


特集「ののいち発掘」

野々市生まれ野々市育ちで、いしかわ観光特使「ナマステ」が、いろいろ勉強して「野々市博士!目指そう!」というコーナーです。

野々市神社めぐり
第17回“熊野神社”

神社仏閣とか大好きで「野々市神社めぐり」をしています。野々市は歴史が深いので神社が多いんです。いつもその月に紹介している「町名の由来」に合わせて、その町内の神社(村社)を紹介しています。
なので今回は、お寺があったという「蓮花寺町」の村社「熊野神社」をお送りしました。

新しくできた南ヶ丘病院の道路挟んで反対側にドラッグストアがあるのですが、その裏手が昔っからの「蓮花寺町」で、めっちゃ大きな家が並んでいて、その町内の中に神社はあります。
創立は建久以前っていつやねん(^ω^) ってこれが分かりやすくて、建久っていうのは1191年からなので、いい国作ろう!の前なので、平安後期っすね。
で、町名の由来でもお話しましたが、「蓮花寺」という天台宗のお寺があって、室町時代に加賀は浄土真宗だらけになるのですが、それでお寺は滋賀県に行っちゃったんですね。ただ、「神仏習合」の時代なので、お寺の中にお宮があって、そこで地元の方が「熊野権現」を祀っていたので、お宮だけ残ってて、明治2年に「熊野社」になったそうです。
その後、昭和21年に現在の「熊野神社」になるわけですが、実は大正6年に一回移築してまして、現在の神社の場所に昔の蓮花寺があったわけではないんですね。
この移築も面白い話で、野々市で一番有名な富樫氏の氏神様「布市神社」も明治に合祀、合祀してまして、旧西町(現本町4丁目)の村社だった「照日八幡神社」も大正3年に合祀するわけなんですが、この神社は天照大神を祀っていて、現在の布市神社に置かれている「弁慶の力石」があったぐらいの色々由来がある神社なのですが、合祀することになって、残った建物、実はそれが!

現在の熊野神社

なんだそうですよー。なので「照日八幡神社」の建物自体は残っているそうです。って、さすがに真夏に神社めぐりはおすすめできませんが、行ってきました。
本当に昔の集落の中にあって、建物はそこまで大きくないのですが、かなり趣があり、境内の黒い字で書かれた「熊野神社」という社名は素敵だなって思うような文字でした。一番気になったのは、「手水舎」ってだいたい龍の口から水が出てくるところ多いじゃないですか。これが初めて見たのですが、まん丸な龍?なのかな? 石像で、ポケモンに出てきそうなキャラクターで、ちょっとかわいかったです(^ω^)
もっともっと調べましたが、とりあえずはこの辺で~。

リンク【野々市神社めぐり】

L’Arc~en~Ciel「flower(1996)」
※初期はちょっと斜に構えて苦手だったけど、この曲の歌詞の深さに突き刺さった!


SPICE MUSIC

実はイントロクイズはほぼ正解できるぐらい幅広い音楽鑑賞が趣味のナマステが、コラボソングを中心に過去に影響を受けた曲についてゆるーく語るコーナーです(^ω^)

“ありがとう”

「ありがとう」という曲は沢山ありますが、コラボソングでいうと、この大御所2人の歌ですね(^ω^) しかも、この曲は聞く人にとって全然違う捉え方するみたいですね!

楽曲の紹介

ありがとう」は、1997年(平成9年)発売の「井上陽水奥田民生」というそのまんまの名前のユニットのデビュー曲(でいいのかな?)で、名前の間に半角や中黒をいれてはいけないんだそうです(^ω^)
当時、よくテレビにでてたので、いろいろ覚えていますが、井上陽水さんがユニコーンを気に入ってて、奥田民生さんにアプローチしてたそうで。最初は作詞作曲で1994年に小泉今日子さんの「月ひとしずく」、1996年にパフィーの「アジアの純真」、そして翌年「ありがとう」を発売したそうですね。
ちなみに、お互い作詞作曲できるので「月ひとしずく」は合作でしたが、「アジアの純真」は作曲が先で奥田民生が鼻歌で作って、井上陽水に作詞をお願いしたところ、鼻歌を聞こえる言葉に書き換えてきた!ってテレビで言ってました(´ε`) 真実かどうか分かりませんが、だからあの歌詞なのかーってな得した記憶が(^ω^)

チェックポイント!

思いっきり脱線しました「ありがとう」ですが、自分はただ単に感性で聞いてて、いい曲だなーって思ってただけなのですが、音楽やってる友人から連絡が来て!

あの曲はすごすぎる!

っと。元々スゴイ2人が歌っているので、何も思わなかったけど、曲にテクニックが満載で、転調やメロディーのマイナーチェンジがものすごいんだそうな。未だに自分は分かってないけど(^ω^)
で、歌詞ですが、ただ単に感謝の歌だと思って何気なく聞いていましたが、「つながってくれて」「重なってくれて」「うまく誤魔化してくれて」・・・聞く人によっては、いろんな意味に聞こえるそうです(^ω^) あっ、自分は普通に聞こえましたけどね(´∀`)

井上陽水奥田民生「ありがとう(1994)」
※人によって、どんな風にでも取れちゃう曲ですね(^ω^)

エンディング

とうとう週末は4年ぶりに開催の「第42回野々市じょんからまつり」。野々市最大のお祭りで、もうすでにかなり前から会場設置など進んでいます! どんな感じだったけー!?ってお祭りですが、目玉はやっぱり7/29(土)のFM-N1特別支援放送5時間番組「ただいま野々市! おかえり、じょんから!」ですね。特設スタジオが設置されて5時間生放送やってますよー。普段ラジオを聞いて、この人いい声だなーとか、あの人はどんな人だろう、とかある方は、特設スタジオに行けば、「FM-N1の〇〇です」のお目当ての〇〇の人に会えるかもですよ~(^ω^) ラジオを聞きながらのイベントもいいですね!
また来週!ナマステ!

次回(2023年8月3日)の放送内容(あくまで予定)
「ナマステ物語」…日本のカレー文化
「話してナマステ」…フリートーク
「ののいち発掘」…野々市のお話
「SPICE MUSIC」…二人の愛ランド

など盛りだくさんでお送りします。よかったら聞いてくんなまし!


ご意見・ご感想等はこちら


N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

毎週木曜日 午前10時15分から1時間生放送!
えふえむ・エヌ・ワン 76.3MHz
石川県野々市市高橋町24番2号
TEL 076-248-1212 FAX 076-248-8181
https://fmn1.jp/
https://twitter.com/fmn_one  「#fmn1」をつけて投稿してね!

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!

また番組で取り上げてほしいネタ、かけてほしい曲などございましたら、えふえむ・エヌ・ワンでも、このサイトの「お問合せ」からでも受け付けています。ゲストに出たい!とかでもウエルカムですよ! ぜひぜひお待ちしております。

※掲載している方にはちゃんと掲載許可をいただいております。基本的に勝手に撮影・掲載するようなことはいたしておりません。
※楽曲関係は可能な限りアーティストの公式にリンクしています。