日本のカレー文化“スープカレー”|第255回ナマステ・スパイス(2023/7/6)

第255回(2023年7月6日)に放送した内容の簡単なご紹介です。
ナマステ物語」…日本のカレー文化“スープカレー”
話してナマステ」…子どもと大人のまちぐるみ美化清掃
ののいち発掘」…ののいち偉人列伝 “響升”
SPICE MUSIC」…い・け・な・い ルージュマジック

いしかわ観光特使で「自称カレー特使」のナマステです。
2018年4月より毎週木曜日に「えふえむ・エヌ・ワン」で午前10時15分から1時間生放送でラジオ番組をさせていただいています! 番組名は!

N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

2023年4月でなんと6年目に突入しました!
番組内容は、スパイスというのは「香辛料」ですが「刺激」という意味合いでも使われるので「人生にスパイスを!」をテーマに、カレーに関する話を中心に、野々市市音楽などリスナーに少しでも人生の刺激になる話題をご提供できればいいなと思っています(´ε`)

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!


オープニング

毎日昼1時から「よろしく!スタジオサミット」って番組があるのですが、シェアオフィスで聞きながらさぼってたら(^ω^)、めっちゃフレッシュな声が! なんと職場体験の中学2年生が30分生放送に登場!ってすごくないですか? 緊張してるって言ってたけど全然。ゲストに来られる大人の方がめっちゃ緊張してるよー! さすがに職場体験にラジオ局選ぶような子たちだ!って、来年は娘が職場体験なので、N1だけは来ないように(´ε`) って話からスタート!

スウィートボックス「Everything´s Gonna Be Alright(1997)」
※バッハ「G線上のアリア」をサンプリングしてんです(^ω^)


特集「ナマステ物語」

カレーを食べ歩いて25年目、石川県でいろんな観光情報を最初にインターネットで発信し出した(たぶん)「ナマステ」が、カレーを中心にいろんなお話をしたいと思います。

日本のカレー文化
“スープカレー”

第一週目は「日本のカレー文化」です。いやー、金沢カレーと同じく、有名なのに触れにくくて、ちょっと後回しにしてた「スープカレー」についてとうとうお話しましたー。でも、本当表面的なご紹介だけでしたが、ご勘弁を~(^ω^)
※ラジオなので深い内容ではなくて、あくまで一般的な内容です。

「スープカレー」とは?

スープカレーといって、どんなイメージかと言われると、そのまんまの「スープ状のカレー」なんですが、インドの方でも、スープ系の料理で日本で言うところのカレーみたいなのはありますよねー。でも、今回は日本のカレー文化ということでの「スープカレー」のお話をします。
イメージは、具が大きくゴロゴロ入ってて、ご飯を浸して食べるみたいなところですかね(´ε`)

スープカレーの歴史

全国の所謂「ご当地グルメ」と呼ばれているものに関しては、実はほとんどが、「地域おこし」のために行政やその地域の人が考案されたものなんです。カレーもそうで、実はその地方に昔から気が付いたら食べられている~みたいなのはほとんど少なくって。でも、その少ない中に、気が付いたら根付いてた自然発生的なカレーの代表が、「金沢カレー」とスープカレー、正式には「札幌スープカレー」になります。なんで、逆に行政が絡んでないので、取り扱いが難しいって所も(^ω^)
実際、一般的に言われている歴史が、1971年(昭和46年) 札幌にあった「喫茶アジャンタ」というお店が考案して広がったと言われています。その後、1993年に創業した「マジックスパイス」が、2003年にできた全国のカレーを紹介した博物館「横浜カレーミュージアム(閉鎖)」で、あれ?なにこのスープカレーって?ってことで、一気に全国に広がったと言われていて、現在、札幌だけで200店以上のお店があるそうです。
石川県ではその数年後の2006年に「スープカレー心」というお店が、109やフォーラスにお店を出して、衝撃的にスープカレーって美味しいなーって思った記憶がありましたが、結構早めに全店閉店しちゃいまして。ただその後、スープカレーにほれ込んで、お店を開こうと北海道で修業された方が、ありがたいことに富山県の高岡と金沢にいらっしゃって、美味しいスープカレーを食べれています!

スープカレーの特長

たぶん、見た目で言うと最初に書いた通り「具が大きくゴロゴロ」とかありますが、作り方の最大の特長としては、鶏ガラや野菜から出汁をとる、いわゆる「ラーメン」的な要素が入っている所でしょうね。札幌なだけにそういう部分もあったのかなーって勝手に思ってます(´ε`)
あと食べ方としては、ご飯にカレーをかけるのではなくて「ご飯をカレーに浸して食べる」って所なんですが、実際のところは!

どっちゃでもいい!

ってスープカレー店を紹介する時は、いつも書いてますね。言わんとしている所はわかるんですが、スープ状なので、どうしても最初にドバっとかけちゃうとシャバシャバになるので、食べる毎に~って感じですが、自分はどちらかというとシャバシャバ苦手なのですが、好きな人もいるし、かけるカレーも最初から全部混ぜる人もいますし、そう思えば、どっちでもいい―って自分が好きなように食べれば~って思います。

一番しっくり来た理由

「スープカレー」ができた理由としては、沢山あるのですが、どれが正しいとか全然わかんないのですが、自分が一番しっくり来た理由が「寒い地域で食べるカレーだから」ってのに、すごく納得してしまいました。カレーって本来は、インドや東南アジアなど高温多湿の地域の人が、体を冷やすために辛くて発汗作用のある料理を作ったってのがある「夏の食べ物」なんですが、じゃあ寒い地域で食べるカレーってことで、カレー自体が冷えないようにスープ状にしたり、具材もなかなか冷えないように大きくカットしてある~みたいな理由を聞いて、実際そう思ってスープカレーを食べてみたら、確かに通常のかれーより、全然冷めないので、なんか納得してしまいました。本当の理由は分かりませんし、まー、実際夏にもスープカレーは食べたいですしねー(^ω^)
まー、なるほどーって思ったナマステでした!

以上「ナマステ物語」のコーナーでした。

小松未歩「願い事ひとつだけ(1998)」
※名探偵コナンのアニメなんですが見たことなくて。元々作詞作曲家だったんですね。


話してナマステ

番組開始2年間ほどやっていた、無駄に多趣味のナマステが好き勝手に話すコーナーが復活です。趣味の他、今週あった話など、フリートーク的なお話です。

子どもと大人のまちぐるみ美化清掃

先週、7/2(日) に、野々市市の全町内会で「子どもと大人のまちぐるみ美化清掃」が開催されましたー。コロナ禍で2年中止で、昨年は町内会任せって感じで、全体開催は3年ぶりですね。
午前中1時間程で、うちの町内会は例年通り9時だったのですが、7時の町内会も多くて、実はこの日7時の時点では雨が降ってたので中止や延期になった所もおおかったそうです。
対象は、小中高・市民全員って結局全員でいいじゃん(^ω^) 場所は町内の公共施設や公園、道路とかとかで。聞いたら、中学生とか参加したかどうか提出しなければならないそうで。それで、中学生はやってるかどうかは別として(´ε`)、ウソウソちゃんとやってます! 沢山出てました。
正直2か月に1回ぐらいやってもいい気がする 出る人は出る

100%じゃなくて50~70%が難しい!

といいながら、年に1回の草むしりなんて、正直、範囲も広すぎて大変すぎるんですよー。草ぼーぼーやし。で、時間も1時間程度なんでできる範囲なんて決まってて。でもねー、草むしりって皆さんご承知の通り・・・

気になる!

んですよねー。あっ、あれもこれもって。なんで、自分ら何人か、遊歩道をやってたのですが、入り際は一切雑草がないぐらいキレイで、徐々に抜き残しが増えてきて。で、結局、時間が来てしまい、上の赤線より先は全く手も付けてない状態。でも、年1回だし、結局草ボーボーのまま。
本来なら、100%やらずに、50%ぐらいで本当に目立つものだけ、ざーっと向こうまで終わらせてしまって、気になった部分は戻るとか(本来は戻る必要もないけど)。正直50%やってあれば、かなりキレイだと思うんですよー。でもできないんですよねー。いや~、分かる、本当に分かる。気になるもんね。

2か月に1回ぐらいが望ましいけど。

正直なところ、5月の生え始め頃に1回やっておくと、7月こんな大変な思いをしなくてよくて、で、セイタカアワダチソウ(黄色い花咲く在来種を枯らす外来種ね)とか増える9月にもう一回やっておけば、毎年大変な思いしなくても、外来種も増えないんじゃないかなーって。
まー、自分は変態なので草むしりが大好きですが、基本9割の人は嫌いだと思うので、行政も言いだしづらい所があるだろうなーって思いますが、草むしりは大嫌いでも、町内がキレイになることがいいと思う人もいるわけで、そもそも何回やっても出る人は出るし、そういった心を持った人が、あの人は出てないとか損得で考えないと思うんですよねー。
まー、ただ「草むしりをしましょう!」みたいな感じで、あとは行政が刈り取った草を処分してくれるだけで、ありがたいんですけどねー。って真面目に話してしまったっス(^ω^)

ザ・カーディガンズ「Carnival(1995)」
※一時期の低迷期からの復活曲ですよねー!


特集「ののいち発掘」

野々市生まれ野々市育ちで、いしかわ観光特使「ナマステ」が、いろいろ勉強して「野々市博士!目指そう!」というコーナーです。

ののいち偉人列伝 No.1
野々市出身の力士 “響升”

野々市の事調べると沢山出てきて何かずっと気になってた力士。調べてみたら、あっ、これは「人物列伝」とかやったら面白いんじゃないか~ってことで、まずトップバッターに、明治時代に活躍した野々市出身の有名力士「響升(ひびきます)」をご紹介しました!

人物像の紹介

響升」は、本名は清水市太郎(しみずいちたろう)という名で、押野村(現野々市市押野)出身の力士。1859年(安政6年)生まれ。おっと江戸末期の安政の大獄の安政っすね(´ε`)身長 172cm、体重 114 ㎏と力士に最適な体格…って書いてあったが、やばい!結構近い数字なので焦った~!
大酒飲みで6升(約10リットル)ほど飲むんだそうで、乗馬が好き・・・いやいや!馬がかわいそうだろー(^ω^)

相撲略歴

相撲は古くは、東京相撲・大阪相撲・京都相撲と3つあったそうで、時期によって盛り上がりがはっきり分かれるそうで。明治ごろは「東京相撲」が一番上って感じだったそうです。
で、「響升」はまず、明治15年に京都相撲の鯨波部屋に入門したそうで、そこで修業をつみ、明治22年に東京相撲にデビュー(っていうのかな汗)、たった3場所で「小結」! そして、明治25年に

関脇


関脇」まで登ったそうで。相撲って元々「神技」みたいなところもあるので、横綱や大関、三役は今もすごいけど、当時はもっとものすごい立場だったそうで、東京相撲の「関脇」って言えば、めっちゃすごいわけなんですよ!
得意技は「押し切り」もえってます。明治32年に引退、通算成績は60勝43敗(20場所)だそうです。
ちなみに、横綱巡業で(小錦八十吉だったそうな)、なんと押野村でも相撲をとったそうで。っていうか、大相撲が野々市に来てたんですねー。
明治時代の人物の割に、資料がハッキリしてなくて、生まれた年も資料によって全然違うし(野々市市のを参考に)、亡くなった年が38歳だとか50歳だとか、有名人の割に12年も差があるんですよー。不思議。

関脇響升顕彰碑

上の写真にもあるのですが、押野村にある「高皇産霊神社」に、響升の偉業をたたえた顕彰碑が建てられています。写真左のものは当時建てられたのですが、ちょっと古くなってきたので1972年に新しくもう一つ建てたそうで、神社に行くと写真のように二つ並んでいます。1972年って自分がほぼ生まれた年なので、現代でも押野のみなさんが「響升」の偉業をたたえようとしているのがいいなーって思いました。
って、野々市の方ならこれを聞いて、おっ!って思うかもしれませんが、なんかこの付近って相撲が盛んっていうか、今現在、大相撲で頑張っている石川県力士は、野々市ではないですが、この付近の中学校出身だったり、近くの「まつもと食堂」に行けば、なんか店内相撲だらけで、相撲取りも多く来ますしねー。やっぱり、こういう地盤ってあったんだろうなーって思いました。

っていうので、ようやく「響升」さんがどんな人物か分かるようになって、なんかスッキリしました(^ω^) こんなすごい人なら、もっと市民誰もが知ってるぐらいの扱いをしてもいいのかなーって。たとえば、大酒飲みっていうので、近年復活した日本酒「猩々」に続いて!

日本酒「響升」

とかめっちゃかっこよくないですかー(´ε`)! 升って字も付いているのでピッタリだし、こうすることで、知らなかった市民も興味を持ってくれて、野々市には明治に活躍したすごい力士がいたんだよー!って知ってもらえるきっかけにもなったりね。

こんな人物列伝、ちょっと楽しいので月一ぐらいで続けていけたら楽しいなーって思います!

とんねるず「嵐のマッチョマン(1987)」
※ずっと歌手だと思ってた! 深夜ラジオめっちゃ聴いてたなー。


SPICE MUSIC

実はイントロクイズはほぼ正解できるぐらい幅広い音楽鑑賞が趣味のナマステが、コラボソングを中心に過去に影響を受けた曲についてゆるーく語るコーナーです(^ω^)

い・け・な・い ルージュマジック

もう小学生の時に、こんな衝撃を受けたというか、子供には理解不能でポカンと口を開けて聞いてたぐらいな、スペシャルすぎるコラボソングでした!

楽曲の紹介

い・け・な・い ルージュマジック」は、1982年(昭和57年)発売のコラボソングなんですが、自分程度の人間が語るのがおこがましいぐらいのスペシャルユニット「忌野清志郎」さんと「坂本龍一」さんのお二人。坂本龍一さんが前からコンタクトしていたみたいですが、忌野清志郎さんはその時は、RCサクセションというバンドだったので実現しなかったそうで、逆に言うと、この曲が忌野清志郎さんソロとしてはデビュー曲になるんだそうな。

チェックポイント!

この曲は資生堂の化粧品CMで流れていたのですが、当時小学校3年生には衝撃の一言でしたね。当時は昭和も昭和なので、男性が化粧するのもビックリだったし、衣装も斬新すぎて! そして、最大の衝撃は! これって当時見てた人は誰もが思ったんじゃないかなーって思うんですが!

キス!

するんですよね~。ミュージックビデオとかでもテレビで歌ってても。今は何とも思わないですが、小学校3年生には大人の男性がキスしあうのは、ただただ唖然と見てただけでした。
でも! これらすべてを含めて、今思えば最先端というかそれすら突き抜けているような曲でしたね。だから今でも衝撃を覚えている! そんな誰もやらないことをやってくれるアーティストが沢山出てくれるといいなーって思います!

忌野清志郎 + 坂本龍一「い・け・な・い ルージュマジック(1982)」
※もともと「すてきなルージュマジック」だったそうな。

エンディング

明日は「七夕」っすね。にぎわいの里ののいちカミーノには、毎年大きな七夕が置いてあって、願い事が沢山書かれてて。いつも目立つところに「美味しいカレー食べれますように!」って書いてます。で、願いごと見てたんですが、学生さんが多いからか、受験、恋愛ってのが多くて、次には、家族の健康とかも見られますねー。珠洲復興とかも多いかな。中でも、子どもの願いとか見てたら、ほっこりしますよー。ぜひまだの人はカミーノへー。では、また来週!ナマステ!

次回(2023年7月13日)の放送内容(あくまで予定)
「ナマステ物語」…スパイス&ハーブの話“”
「話してナマステ」…フリートーク
「ののいち発掘」…野々市の地名の由来“蓮華寺”
「SPICE MUSIC」…A.S.A.P

など盛りだくさんでお送りします。よかったら聞いてくんなまし!


ご意見・ご感想等はこちら


N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

毎週木曜日 午前10時15分から1時間生放送!
えふえむ・エヌ・ワン 76.3MHz
石川県野々市市高橋町24番2号
TEL 076-248-1212 FAX 076-248-8181
https://fmn1.jp/
https://twitter.com/fmn_one  「#fmn1」をつけて投稿してね!

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!

また番組で取り上げてほしいネタ、かけてほしい曲などございましたら、えふえむ・エヌ・ワンでも、このサイトの「お問合せ」からでも受け付けています。ゲストに出たい!とかでもウエルカムですよ! ぜひぜひお待ちしております。

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※楽曲関係は可能な限りアーティストの公式にリンクしています。