スパイスのお話 No.17 “キャラウェイ”|第234回ナマステ・スパイス(2023/2/9)

第234回(2023年2月9日)に放送した内容の簡単なご紹介です。
「ナマステ物語」…スパイスの話“キャラウェイ”
「話してナマステ」…お金のいらない宝くじのようなもの
「ののいち発掘」…野々市の地名の由来“新庄”
「SPICE MUSIC」…ちあきなおみ“喝采”

いしかわ観光特使で「自称カレー特使」のナマステです。
2018年4月より毎週木曜日に「えふえむ・エヌ・ワン」で午前10時15分から1時間生放送でラジオ番組をさせていただいています! 番組名は!

N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

2022年4月でなんと5年目に突入しました!
番組内容は、スパイスというのは「香辛料」ですが「刺激」という意味合いでも使われるので「人生にスパイスを!」をテーマに、カレーに関する話を中心に、野々市市音楽などリスナーに少しでも人生の刺激になる話題をご提供できればいいなと思っています(´ε`)

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!


オープニング

なんか何も際立った話がない時は、日付についてお話しするのですが(´ε`)、今日はなんと言っても2月9日は「肉の日」。がっつり肉食の自分にはピッタリですよねー。ちなみに、「服の日」とか「フグの日」だったりもするそうで(´ε`)肉の日と言えば他にも、「いい肉の日」(11月29日)や「焼肉の日」(8月29日)がありますねー。ちなみに、11月29日は「いい服の日」だったりします。ひねりねー(^ω^) あー肉食べたい!
って話からスタート!

チェイス「黒い炎 Get It On(1971)」
※ブラスがトランペット4人なので、めっちゃ聴きごたえあります!


特集「ナマステ物語」

カレーを食べ歩いて25年目、石川県でいろんな観光情報を最初にインターネットで発信し出した(たぶん)「ナマステ」が、カレーに関するいろんなお話をしているコーナーです。

第17回 スパイスのお話
“キャラウェイ”

カレーの基本はスパイスから成り立っています。そのスパイス一つ一つにも味だけではなく沢山物語があって、それをご紹介していきます。今回は、謎のスパイスって言われる「キャラウェイ」のご紹介です。
※あくまで一般的な内容です。

キラキラネームのスパイス「キャラウェイ」

最初に「キャラウェイ」って聞いた時に、マジで最初に思ったのは「ガンダム? モビルスーツ?」にありそうだなーって思いました。たぶん、キュベレイとかハサウェイとかそういった感じと似てたんでしょうね(^ω^) 今思えばしょーもなーって思いましたが、キラキラネームっていうのは、あながち間違いじゃないかもね(´ε`)
別名は、カルワイ、カラム 姫茴香(ひめういきょう)とかやっぱりちょっとキラキラ系ですね。

で、ここで概要ですが、「キャラウェイ」は、インドではなくて西アジア原産と言われています。古代のフェニキア人が使っていたと言われています。フェニキア人?? ってなんか聞いたことあるような。地中海沿いの東や南に広がっていた民族で、「カルタゴ」とか有名です。東(アジアから見ると西)は現在のレバノン付近だそうです。
ここに、古代ローマ帝国の進軍があって、あちこちに広まったそうなー。ハンニバルとかですかねー(´ε`)
クミンと同じくセリ科で、白い花が咲くのですが、使うのは種。5mぐらいで縦筋…ほぼクミンじゃん(^ω^)
そして、効能は消化促進とか食欲増進などの他に、口臭予防なども含まれております。

実食(^ω^)!

まず香りですが、クミンと全く違って、スーッとする香り。そう、若干「歯磨き粉」みたいな感じもしますね。クミンと似てる分、ちょっとビックリ。ってなわけで実食!
スパイスとしては珍しく、香りのままスーッとしますが、その後に来る苦み。しかも、ちょっと自然の草っぽい結構な苦みが来て、そしてその向こう側に!

若干の甘み(^ω^)

そう、それこそ歯磨き粉のようなスーッとした甘みがきます。インド料理屋さんのレジとかに置いてある「フェンネル」の方が近いですかねー。見た目はクミンは味はフェンネルって感じです。フェンネルの方が美味しいですけどね(´ε`)

好きな人に作るカレーなんかに(^ω^)

そんな「キャラウェイ」ですが、何に使うかというと、ヨーロッパの方が使われててカレーってよりかは、菓子やパンに使われます。ドイツのザワークラウト(キャベツの酢物)なんかにも使われるそうです。
他に、お酒、特にハーブを使った薬用酒に使われることが多くて、昔、日本でも一大ブームだったカンパリとかキュンメルなんかにも使われているんだそうですよー。昔、薬用酒はその名の通り、一部の偉い人しか飲むことができない秘伝の高級酒だったそうで、それに使われてたなんて~。
それには理由があって、なんと「キュンメル」には

引き止める力

があると言われているんですね~。料理に使うと愛する人が離れていかないっていう言い伝えがあって。ざっくり言うと、「惚れ薬」みたいな。なんか中世ヨーロッパっぽいですねー。薬用酒に使われているっていうのは、なんとなくわかるなー。

そんなこんなもあるので、実際そんな力はないんですが(^ω^)、おまじないとしてピュアな気持ちで、好きな人に作るカレーに「キュンメル」を少し入れてみてはいかが(´ε`)?

以上「ナマステ物語」のコーナーでした。

TM NETWORK「Resistance(1988)」
※出足が一番大好きな曲。「痛快!ロックンロール通り」というドラマの主題歌だったそうですが…


話してナマステ

番組開始2年間ほどやっていた、無駄に多趣味のナマステが好き勝手に話すコーナーが復活です。趣味の他、今週合った話など、フリートーク的なお話です。

お金のいらない宝くじのようなもの

いったい何の話だ?ってことですが、結構真面目な話で、巷を賑わせている回転寿司、牛丼、そしてカレー屋…「迷惑動画」のことです。食に少なからず携わっているので、どうしても一回話しておきたくて、真面目に話してしまいました。ただただ悲しいと憤りを感じるだけです。
まー、私見なので、届く人には届くけど、届かない人には一切届かないだろうし、放送を聞いた方限定って話で、放送で話した程度ってことで~。

カーペンターズ「Rainy Days And Mondays(1971)」
※邦題は「雨の日と月曜日は」。カーペンターズってどれを聞いても知ってるんですよねー。


特集「ののいち発掘」

野々市生まれ野々市育ちで、いしかわ観光特使「ナマステ」が、いろいろ勉強して「野々市博士!目指そう!」というコーナーです。

野々市の町名の由来
第9回「新庄」

以前、ラジオで野々市の「町名の由来」を1/3ほど一気に紹介したら、自分でも面白くて! 自分が住んでいた町の名前って、人の名前だったんだーとか、大人になるまで知らなくて、あー、それぐらい子供の時に知ってたらよかったな。って思ったので、少しずつですが、町名の由来を頭の片隅に残る程度に紹介しておきますー!
2023年の2発目は、野々市の最南端「新庄」ついてお話ししました。
※自分が子供だったら、こういう感じがいいなーって感じの内容です。

結論から言うと!

新しい土地(荘園)が与えられたから~♪

実は「新庄」という地名は全国に、市町村など沢山あって、その昔の「荘園制度」の時に、何か功績を上げた人が新しい土地をもらった時に「新しい荘園」ってことで「新庄」と名付けた事が多いみたいですね。そして、当時はもともと住んでた土地を「本庄」というそうです。
野々市市の「新庄」ですが、実はものすごい人が関わっていまして、なんと室町幕府を開いた征夷大将軍「足利尊氏」。えっ?って感じですが、当時、この辺を治めていた富樫氏の「富樫高家」は、足利尊氏の側近として、幕府を開くのに大変貢献したので、加賀を治める「加賀守護」に任命されるわけです。
そして、高尾や四十万などを富樫荘(本荘)としていたのですが、その息子「富樫氏春」に地頭として隣に新しい土地を与えたんです。つまり、四十万の隣の現在の「新庄」の地だったわけで、室町時代初期についた地名だと思います。ただし、この付近は7世紀の上林新庄遺跡があって、多くの集落跡が出ているので、未開の地ではなくて、元々は人は住んでたんだそうなー。

他に、上新庄と下新庄の話、民話や実話に何度も出てくる「地蔵」のお話など、「新庄」について、もっともっと調べましたので、そのうち別記事でリンクいたしますー、たぶん汗。

リンク 【野々市の町名の由来

渡辺美里「BELIEVE(1986)」
※たまたま選んだ曲がさっきのドラマの続編「痛快!OL通り」の主題歌で寒気がしました!


SPICE MUSIC

実はイントロクイズはほぼ正解できるぐらい幅広い音楽鑑賞が趣味のナマステが、過去に影響を受けた曲やミュージシャンについてゆるーく語るコーナーです(^ω^)

ちあきなおみ
“喝采”

たぶん、このコーナー始まって史上、一番ビックリな曲かもしれません。なんてったって自分生まれる1年前の曲なのでー。そんな「喝采」ですが、最近の3年前にマイブームで毎日聞いてました(^ω^)

楽曲「ちあきなおみ」との出会い

ちあきなおみ」さんは、1969年にデビューした女性シンガーで御年75歳。ただ、1992年に夫と死別した時に芸能活動を休止しています。全く知らなかったのですが、宍戸錠さんの弟と結婚されたので、宍戸開さんの叔母にあたるそうな。
楽曲はというと、ほぼこれしか知らないのですが、1972年に発売の13枚目のシングル「喝采」なわけですが、だってまだ自分、生まれてませんし(´ε`)いいか悪いか、知ったのはそれから約10年後の小学校の時、当時、全盛期だった「モノマネ」の番組でした。かなり誇張されて、自分も小学生なので、ちあきなおみさんや「喝采」の本物は知らずに、ただただ「面白い」という認識でした。

「中村泰二さん

「喝采」含め沢山の曲を作った有名な作曲家、中村泰二さんが2020年に惜しむらくお亡くなりになり、テレビで特番とか組まれたりしてました。その時に代表曲として「喝采」が紹介されており、ほぼ40年ぐらい経って聞いた、ちあきなおみさん本人の映像の「喝采」に・・・

思わず涙・・・

めちゃくちゃ情景が入ってくるいい曲で、しかも歌が死ぬほどうまい! あのモノマネなんだったんだー! 「喝采」は簡単に説明すると、亡くなってしまった恋人のことを想ってステージで歌いつづる…みたいな曲なのですが、情景がものすごく浮かんで、またちあきなおみさんの低音ヴォイスが心に染みわたります。
そんな体験したことないのですが、悪い意味ではなく感動という意味で悲しさで涙が浮かぶ、そう悲しい映画を見た時と同じような感動を4分弱であたえてくれます。

モノマネ・・・

とっても難しい所ですね。「モノマネ」がいいのか悪いのか。モノマネのおかげで、湾曲があっても、生まれる前の曲を知ることもできるし、そもそも知らなければこの感動はないわけで。とはいえ、湾曲されたままということもありえるので、難しいですねー。
ま~、そんなこんなでマイカーに「喝采」を入れて、ほぼ喝采を聞いてた時期がありましたが、車には嫁や子供達も乗るわけで(´ε`) 「またこの曲!?」みたいなカーステの取り合いになってます。
にしても、「喝采」の良さが分かる年になったってことだねー、としみじみ(^ω^)

https://youtu.be/MS_ApHL3FOM

ちあきなおみ「喝采(1972)」
※13枚目のシングル。生まれてねー! 一日中でも聞いてられるわ(^ω^)

エンディング

いや~、スタジオの中がどんどん気温が上昇して28℃で汗が(´ε`) 外は日差しはあるのですが、どちらかというと寒いんですけどねー。ちなみに、今日は子供達の小学校の学校公開。娘は最後なので、どうしてもラジオのスタイルで来てほしい!と懇願され、恥ずかしながらこの服装のまま、終了後行ってきますー!
では、また来週~!ナマステー!

次回(2023年2月16日)の放送内容(あくまで予定)
「ナマステ物語」…2月12日は“レトルトカレーの日”
「話してナマステ」…フリートーク
「ののいち発掘」…第二次総合計画 基本目標6「みんなが働きたくなる、活気のあるまち」
「SPICE MUSIC」…ファイヤー・インク“今夜は青春”

など盛りだくさんでお送りします。よかったら聞いてくんなまし!


ご意見・ご感想等はこちら


N1コミュニティ「ナマステ・スパイス」

毎週木曜日 午前10時15分から1時間生放送!
えふえむ・エヌ・ワン 76.3MHz
石川県野々市市高橋町24番2号
TEL 076-248-1212 FAX 076-248-8181
https://fmn1.jp/
https://twitter.com/fmn_one  「#fmn1」をつけて投稿してね!

サイマル放送なのでラジオ(76.3MHz)はもちろん全国どこでもホームページからパソコン、スマートフォンで視聴可能ですし、ラジオなのに映像も流れますよ!

また番組で取り上げてほしいネタ、かけてほしい曲などございましたら、えふえむ・エヌ・ワンでも、このサイトの「お問合せ」からでも受け付けています。ゲストに出たい!とかでもウエルカムですよ! ぜひぜひお待ちしております。

※掲載している方にはちゃんと掲載許可をいただいております。基本的に勝手に撮影・掲載するようなことはいたしておりません。
※楽曲関係は可能な限りアーティストの公式にリンクしています。